統合失調症・中等度知的障害 障害基礎年金2級 <精神の障害>
2016/07/28 公開
精神
統合失調症・中等度知的障害 障害基礎年金2級 <精神の障害>
- 相談者
- 女性・40代後半・広島県
- 後遺障害等級
- 障害基礎年金2級
受給事例
性別・・・・・女性
年齢・・・・・40代後半
地域・・・・・広島県
傷病名・・・・統合失調症・中等度知的障害
障害の状態・・幻覚妄想状態(妄想)精神運動興奮状態及び昏迷の状態(興奮)統合失調症残遺症状(感情の平板化、意欲の減退)知的障害等(知的障害【中等度】
初診日・・・・生来(中等度知的障害)平成23年(統合失調症)
日常生活状況・予後は不明であるが、今後も長期的なフォローが必要な状態であると考える
障害等級・・・等級2級16号
コ メント・・・知的障害と統合失調症が併存している珍しいケースであった。知的障害と統合失調症が併存しているケースは別傷病として審査することもあり注意が必要である。【参考資料:知的障害や発達障害と他の疾患が併存している場合の取り扱い】
ご両親と同居しており、直ちに経済的な援助がほしいわけではないのだが、将来を考えると不安ということで、障害年金の申請を希望されていた。WAIS-Ⅲ全検査IQ49、言語性IQ53、動作性IQ53、中等度の知的障害と統合失調症を有していたため、別傷病として取り扱われ、はじめて2級による申請となったが、無事事後重賞による障害基礎年金2級の受給に至った。