軽度知的障害・自閉症スペクトラム障害 障害基礎年金2級 <精神の障害>
2016/10/27 公開
精神
軽度知的障害・自閉症スペクトラム障害 障害基礎年金2級 <精神の障害>
- 相談者
- 男性・20代前半・広島県
- 後遺障害等級
- 障害基礎年金2級
受給事例
性別・・・・・男性
年齢・・・・・20代前半
地域・・・・・広島県
依頼に至った経緯・・・NPO法人からの紹介
傷病名・・・・軽度知的障害・自閉症スペクトラム障害
傷病の原因・・不明
障害の状態・・知的障害(軽度知的障害)、発達障害関連症状(相互的な社会関係の質的障害・言語コミュニケーションの障害、限定した常同的で反復的な関心と行動)
初診日・・・・生来性
障害等級・・・等級2級16号
コ メント・・・ご家族が近隣の役場に相談に行き、障害年金制度を知ったものの、発達障害の症状が強く、本人は申請手続きが困難であり、また両親も自宅では症状が強く現れないため、症状が障害年金を受給できるほど重度であるとの認識はなかった。しかし、自宅以外の空間においては症状が強く表れ、扉の前で立ち尽くしたり、電話に出ることができなかったりなど日常生活においては苦労をしていた。そのため、当事務所とのやり取りも90%以上がメールでのやり取りであった。症状は強く表れていたが、医療機関へ継続受診していなかったため、居住地近隣の医療機関を紹介し、障害基礎年金2級の受給となった。
障害年金を受給しながら、自身にあった労働を行い、自立した収入を得ることが精神的な安定にもつながると思う。