大動脈解離が起きて人工弁を入れることになった場合
ある日突然、背中にものすごい激痛が走り、急いで病院を受診したところ、大動脈解離を起こしていることがわかり、すぐに大きな病院で人工弁に置換する手術を受けた方よりお問い合わせがありました。
・大動脈に人工弁を入れる
・心臓ペースメーカを入れる
・ICDを埋め込む
など、それほどの大きな病状にある場合は、障害厚生年金の3級が認定されます。
心臓の場合、診断書の依頼期日に注意
ご依頼があった方は、人工弁にした後、6か月に一度、経過観察の為、手術を行った病院に通院を行っていました。
人工弁に置換後、障害年金制度を知らずに、何年も時間が経過していました。そのため
・人工弁の手術を行った日から3か月以内の診断書
・現在の診断書
の2枚を医療機関に作成いただき、遡及請求での年金申請を行いました。
障害年金の診断書には有効期限があります。
診断書の現症日(実際に通院した日)から3か月以内に提出する必要があります。
6か月おきに通院をされていたため、経過観察で通院する日を待ってから、診断書を依頼しました。
とてもスムーズに年金の書類もそろえることが出来て、年金が人工弁の手術を行った所まで遡って年金を受け取る事が出来るようになりました。
