ご相談のきっかけ
成人になってから発達障害に気づいたかたよりご相談をいただきました。
幼い頃から、人間関係を築くことや日常の簡単なことをこなすことに難しさを抱えており、それが不登校や引きこもりにつながり、社会に出ることへ大きな後れが出てしまいました。
適応しようと努力したにもかかわらず、精神的な落ち込みや特性による困難は絶えず、頻繁に転職しなければならなくなり、最終的に就労することが出来なくなってしまいました。
日常生活における課題
日常生活においても、自身の状況説明などがとても苦手で、これまでの自分の病歴について、自ら整理しながら話をすることも難しい状況だったため、サポートを行いました。
通院先にもしっかりと病状が伝わっておらず、薬だけを貰っている状況だったので、何度も面談を重ね、自身の病状についてまずは医療機関で話をすることから始めました。
その結果、病状がしっかりと反映された診断書を作成していただくことができ、障害基礎年金の申請を行って無事に2級が受給できました。
病歴就労状況等申立書の作成の難しさ
自分の考えを話すことが出来ないという、コミュニケーションによる支障は病歴などを作成する際に、とても支障になることと思います。
一緒に話しながらだと、自分のこれまでの状況も思いだしやすいと思います。
申請にポイントを押さえながら病歴を一緒に作成していきますので、自分で書類作成などが不安な方も、お気軽にご相談ください。