ご相談のきっかけ
ご家族が近隣の役場に相談に行き、障害年金制度を知ったものの、発達障害の症状が強く、本人は申請手続きが困難であり、また両親も自宅では症状が強く現れないため、症状が障害年金を受給できるほど重度であるとの認識はなかった。
しかし、自宅以外の空間においては症状が強く表れ、扉の前で立ち尽くしたり、電話に出ることができなかったりなど日常生活においては苦労をしていた。
症状に合わせた面談方法を実施
そのため、当事務所とのやり取りも90%以上がメールでのやり取りであった。症状は強く表れていたが、医療機関へ継続受診していなかったため、居住地近隣の医療機関を紹介し、障害基礎年金2級の受給となった。
障害年金を受給しながら、自身にあった労働を行い、自立した収入を得ることが精神的な安定にもつながると思う。