精神症状を来たしたきっかけ
営業の仕事で非常に過酷な労働環境で働いていました。
職場が遠方にあり、毎日遠い職場への往復を行いながら、早朝から深夜まで働き続けていました。
契約が取れないプレッシャーが重くのしかかり、次第に精神的な疲労が蓄積されていきました。
その結果、仕事中にパニック発作を繰り返すようになり、最終的には心療内科を受診することになりました。
初めての精神科受診
初診時、既にパニック発作や過呼吸による倒れる症状を経験しており、医師の指示に従って休職することとなりました。
しかし、処方された薬に対して強い副作用が現れ、日常生活にも大きな支障が出てしまいました。
例えば、過度の活動や異常な言動が見られ、夜も眠れない状態が続くなど、病状は一層悪化していきました。
その後、薬を中止すると、今度は重度の抑うつ症状に襲われ、体重が15キロ以上減少し、日常の食事や水分補給すら困難になりました。
症状を改善しようと努力を続けましたが、抑うつと躁状態を繰り返す日々が続きました。
特に、双極性障害の診断を受けた後も、薬に対する不安から治療を十分に受けることができず、最終的には休職期間の満了と共に退職を余儀なくされました。
仕事を失ったことに対する強い不安がさらに病状を悪化させ、家族との関係も悪化し、社会的な孤立が深まりました。
相談のタイミング
精神状態は依然として不安定であり、現在も日常生活に著しい支障をきたしています。
躁状態になると衝動的な行動が増え、金銭管理ができずにお金のトラブルも招いてしまうこともあります。
一方で、抑うつ状態では全く動けなくなることが多く、日常生活すらままならない状態が続いています。
これらの状況を踏まえ、障害年金の申請のサポートを行うこととなりました。
初回相談時には、まだ障害認定日を迎えていなかったことから、認定日を迎えるまでに障害者手帳などの交付など、障害者雇用での仕事を見つけることが出来るようにサポートを行いました。
認定日を迎えてすぐに年金の申請を行い、障害厚生年金2級が決定しました。
ソシオさんでは、障害年金の申請がすぐにできない場合でもご相談可能ですので、お気軽にご相談ください。