震災をきっかけとして発症
双極性感情障害を患う方より、ご相談をいただきました。
震災を経験したのちに、精神的な不安感が急に強くなり、自宅から出ることが出来なくなりました。
また地震が起きるのではないか?瓦礫や割れたガラスなどが、頭上から落ちてくるのではないか?と、不安感が消えることが無かったそうです。
悪化していく症状
そういった経緯から、常に誰かがそばにいてくれなければ不安感に苛まれるようになり、精神科を受診しました。
気分が不安定で、落ち込んで家から出られない事もあれば、急に気分が高揚して、買い物に行きたくなったりするようなことが交互に起きるようになったそうです。
双極性感情障害と診断を受けましたが、次第に症状が変化していき、身体を何時間も洗わなければ綺麗にならないような気がしたり、洋服などもその日のうちに洗濯をして乾いたものでなければ、汚れているような気がして着用出来ないといったつよいこだわりや、強迫症状も現れるようになりました。
申請サポートの様子
家では常に母が見守りと介助をする必要があり、一人では暮らす事が出来ない程の大変さでした。
ご本人様は外に出ることが出来なかった為、お母様から、本人の状況を聞き取りながら、障害年金の申請を行いました。
結果、障害基礎年金の2級が受給出来ました。