物覚えが良いことで本人自身を苦しめていた幼少期
物覚えが良いことが、反対に自分を苦しめてしまうことで精神的な疾患を抱えることになった方より相談をいただきました。
幼少期より、一人遊びを好み、また物覚えがとても良い性格でした。
小学1年生にしてパソコンの操作や仕組みを理解するなど、興味のあることについてはとても物覚えが良かったのですが、逆に嫌だったことや失敗体験も忘れることが出来ないことで、いろいろな行動が制限されてしまう状況が学生時代より本人を苦しめました。
受診のきっかけとなった出来事
社会に出ても注意を受けた状況や、言われた言葉を家でずっと思い返すようなことが続き、うつ状態となって病院を受診しました。
長期間の通院を継続していたのですが、就労には結びつかず、金銭的な負担もあってさらに鬱の症状が強くなってしまいました。
医師から促され障害年金の申請を決める
通院先の先生から障害年金の利用の検討を打診され、申請はスムーズに行うことが出来ました。
無事に2級が決定し、安心感にもつながり、就労のための訓練を受けるための施設の見学などに行くことが出来るようになりました。