現在の障害の症状
広汎性発達障害を抱える男性より申請のご依頼がありました。
コミュニケーションに関しての支障が非常に大きく、一言で返すことが出来るような質問でも、自分が伝えたいことがうまく言葉にできず、昔の出来事について話してしまうことで話が長くなってしまい、自分でも結局何を伝えたらよいのかわからなくなってしまうことにとても困っていました。
ご相談のきっかけ
申請自体は最初一人で進めていたのですが、病歴について自分の言葉でまとめていくことが出来ず、申請手続きが止まってしまっていました。
そのため一緒にサポートを行いました。
申請の際に留意した点
発達障害のため、出生時からの状況も思い出しながら書く必要があったのですが、コミュニケーションに困難さがあったため、話すことに時間がかかってしまうと焦ってしまい「わからない」と答えてしまいがちであったため、自分で思ったことを毎日書いている日記帳や、学校の通知表など、身の回りのいろいろなものから、ご本人様の生活上への支障について記入していきました。
B型事業所に通所していたため、担当の支援員さんからも事業所での様子を聞き取ったうえで申請を行い、無事に障害基礎年金2級が決定しました。