ご相談のきっかけ
ご本人様は就労への意思を強くお持ちで、障害年金に頼ることなく働きたいという思いがあり、統合失調感情障害の診断を受けた後も、障害者雇用ではなく一般就労で出来る限りの就労を繰り返しおこなっていましたが、病状が悪化し就労が困難な状態となりご夫婦でご相談に来られました。
一度しっかりと療養を行う必要があるのではお話をし、障害年金の申請を行うこととなりました。
ご自身での申請も検討されていましたが、適切に手続きを踏んで適切な審査を受けたいとのお話になり、ご依頼となりました。
手続きの際に留意した点
過去に医師から障害年金の対象となる状態ではないと言われ、障害年金の請求を行わなかった覚えがあるというエピソードがあり、遡及が認められるのは難しいのではという側面もありましたが、他の事情などを総合的に考慮し出来る限りの事は行う方向でご本人様と合意しお手続きを進ませていただきました。
加算の関係で生計同一関係の申立書が必要となる事案でありましたが諸事手続きを行わせていただきました。
審査の結果
結果、障害厚生年金2級の遡及請求が認められました。私が出来ることは適切に請求することで、結果は後でついてくるものであると考えていますが、想定していた一番良い結果での受給に至ることができ、また何よりもご本人様にとってひとまず安心して休養が出来る結果になったことが嬉しかったです。