ご相談のきっかけ
障害者雇用で長年就労しているものの就労の継続が難しく障害年金の請求を行いたいが、自身での手続きは難しく適切に行える自信がないためご依頼したいとのことでご相談させていただきました。
最初は一般就労でしたがパニックになり、その後就労移行支援を経て障害者雇用で長年就労されておられました。就労状況も踏まえ受給に至れるかはわからない状態ではありましたが、ご本人様にその旨をご了承の上お手続きをさせていただくこととなりました。
困難であった初診日の証明
長らく同じ病院に通院されていたのですが、その前に一般就労の時に受診されている病院があり、そこが初診日となりましたが、初診日の病院は10年以上前に受診したということもあり記録が全く残っていませんでした。
また次の現在の病院でも、前の病院の受診日の記録が全くなく、いつ受診したのかは不明な状態でした。
厚生年金ということもあり第三者証明だけでは証明力が弱いと判断し、就労支援センターなどの記録等補強資料を探し幸運にも年月まで絞り込むことができました。
審査の結果
当初は初診日の証明が困難なため事後重症請求も難しい状態でありましたが、結果的に遡及も認められました。ご本人様も受給は難しいと考えられていたので受給に至ることが出来てよかったです。