発症のきっかけとなった出来事
ヘアカラーを機会に体調不良を訴え次第に外出時の呼吸困難感等を訴え外出困難となった。
化学物質過敏症の発症以前に精神疾患で医療機関を受診していたことから母が代理で精神科へ受診をした際に化学物質過敏症の症状を訴えた。(平成24年初診)
相談に至るまで
知人で化学物質過敏症の方の話を聞き、自分の症状と同じ状況である事から化学物質過敏症であると認識した。化学物質過敏症支援センターへ相談するも治療法がないと説明をうけ、広島県内で化学物質過敏症に詳しい医師に相談し平成31年医師の往診により受診。往診時も直接会う事ができない事から窓ガラスに透明なビニールをかけビニール越しに診察した。
医師の判断で障害年金は可能であると判断したが、手続きが難しいとの事で他の社労士を紹介されるも初診日から1年6か月経過していない事から請求できないと断られた事から相談をうけ受任となった。
初診日証明で留意した点
初診日は症状発症後精神科で受診をした日が初診日と判断し医師に相談をした。結果、受診状況等証明書を記載頂き、化学物質過敏症の症状で初めて精神科で症状を訴えた日が初診日であることを確定させた。その後平成31年に往診いて頂いた医師に診断書を記載頂き裁定請求を行った結果。障害基礎年金の受給権を取得した。
