発病
注意欠如障害と双極性感情障害を患っている方より相談をいただきました。
もともと発達傾向があり、臨機応変に対応することが難しく、自分自身で物事を決めることが難しいことにとても悩んでいました。
症状の悪化
結婚後より配偶者の借金問題によりパニックを起こすことが増えてしまい、どんどん精神的な病状が悪化してしまいました。
病気の症状も重たく、仕事も休みがちで家計も相当な困窮状態にありました。
相談のきっかけ
相談に来られた際も複数の支援機関に相談に行かれており、そこからの紹介で障害年金の存在を知ることとなりました。
ですが様々な場所で相談をしていたことで、新たな就職先の斡旋を受けたり、退職して就労移行支援の利用を進められたりしいる状況で、混乱してパニック状態で、申請の手順などの理解も難しい様子でしたので、代行申請を促しました。
障害年金の申請に向けて
相談を受けていたころは生活のためつらい中頑張ってなんとか就労が出来ていた状況であった為、すぐに申請を行うことが出来ませんでした。
しかしご家族の中で重度の知的障害を患っている方がいたため、そちらの申請をまず先に行いました。
受給が決まったことで、すこし家計にもゆとりが生まれ、無理に働かずにゆっくりと療養を行うことが出来るようになったので、そのタイミングで手続きを行い、無事に2級が決定しました。