障害の状態
低酸素脳症の影響で体や脳に後遺症が残った方よりご相談がありました。
持病の重い喘息があり、喘息の発作が起きて心肺停止となり、何とか一命を取り留めたものの、低酸素脳症を起こし後遺症が残ってしまいました。
パーキンソン様症状が残り、手足の強い震えで、文字を書くことが出来ず、歩行や普段の日常生活にもとても支障が出ている状況でした。
また高次脳機能障害も後遺し、記憶が保持出来ず、物忘れが強く、見たことはあってもなにかわからない、名前が出てこない等の状態でした。
同時に二つの事を行えず、電話を聞きながらメモを取ったりすることや、説明を読みながら必要な情報を記入するなど、就労への能力にも相当な支障があり仕事が出来ない状態でした。
申請と結果
長期間のリハビリを受けたのちに、経過を見るために継続して通院を行っていたため、遡っての申請を行うことが出来ました。
無事に障害厚生年金の3級が決定しました。
