高度房室ブロック障害共済年金3級(障害認定日5年遡及) <循環器疾患の障害>

性別・・・・・女性
年齢・・・・・30代後半

地域・・・・・広島県
傷病名・・・・高度房室ブロック
傷病の原因・・不詳
障害の状態・・心臓ペースメーカー移植後は安定しているが、重労働や激しい運動は不可
初診日・・・・ ①平成19年○月○日
日常生活状況・・・ペースメーカーに依存しており、ペースメーカーに障害が発生するような運動は不可、房室ブロックの改善は見込めない
障害等級・・・等級3級14号(障害共済年金3級)
コ メント・・・心臓ペースメーカー移植しているため、身体障害者手帳の等級は1級であった。障害年金等級では3級が確実に見込まれた。

障害等級も確定しており、初診日もはっきりしていたため、ご自身で申請することも充分可能手続きのレベルである旨は説明したが、強く依頼したい希望をお持ちであったため、依頼を受任した。

当初はご本人と共済組合との職員とでやり取りをしており、途中から当事務所にて受任したが、共済組合から渡された資料の中には申立書(この共済組合独自のもの)があり、障害認定日請求をしない旨の申立書であった。しかし、障害認定日の診断書は入手可能な状況であったし、ご本人も良く理解していない様子であった。結果としては無事、障害共済年金3級を障害認定日から遡及して受給権を得た(在職していた期間も相当期間あったため、実質的には約2年間分の受給)。

個人的には障害年金の申請は本人が容易に行うことができる申請であって欲しいし、申請に多くの知識やテクニックを駆使する事で結果が変化するようなことはない制度であって欲しいと常々思っているが、実態はそうではない事がよくある。

拡張相肥大型心筋症 障害厚生年金3級 <循環器疾患の障害>

性別・・・・・男性
年齢・・・・・20代後半

地域・・・・・広島県
傷病名・・・・拡張相肥大型心筋症
傷病の原因・・不明
障害の状態・・心室頻拍による意識消失にて救急搬送されたが、植え込み型除器付き両室ペースメーカー移植(心臓ペースメーカー)後は安定し、就労も可能である。
初診日・・・・ ①平成15年○月○日 ②平成26年○月○日確定
日常生活状況・・・日常生活上大きな影響は無いが、激しい運動は不可
障害等級・・・等級3級12号(障害厚生年金3級)
コ メント・・・ご自身で障害厚生年金の請求を行ったが、不支給となったため、当事務所来所に至る。

不支給となった原因は平成15年○月○日の健康診断において、心臓に異常所見が見つかり、受診歴があった事であった。【以下「初診日①」】

今回の障害状態は心臓ペースメーカーを挿入しているため、障害等級3級相当であると推測されたが、初診日①の時点では国民年金加入者だったため、制度上障害等級は2級までしかない。そのため、相談者の障害状態では受給できないというものだった。

しかし、ヒアリングを進めていくと、医学的には相当因果関係のある傷病が初診日①から継続しているものの、運動が可能であった事や、治療というよりは経過観察的な意味合いの強い通院であったことから、社会的治癒を主張し不服申し立てを行ったところ、再審査請求審理日の直前で処分変更(障害厚生年金3級の支給を認める)となり、無事受給に至った。