膵癌・膵性糖尿病 障害厚生年金2級 <その他の障害・糖尿病の障害>

性別・・・・・男性
年齢・・・・・40代後半

地域・・・・・広島県
傷病名・・・・膵癌、膵性糖尿病
傷病の原因・・膵手術
障害の状態・・アルコール多飲による急性膵炎後、膵癌の指摘を受け膵全摘、膵摘、胃全摘に伴う障害
初診日・・・・平成20年○月○日確定
日常生活状況・日常生活は自力で可能であるが、常時倦怠感があり肉体労働は不可、時折38~40度の発熱、胆管炎疑い。インシュリン療法施行中であるが、血糖コントロールは不安定である。

予後・・・・・膵癌術後ではあるが、膵癌再発転移の所見は無く、術後は良好。血糖変動が大きく日常生活の質は落ちている。
障害等級・・・等級2級17号(障害厚生年金2級)
コ メント・・・アルコール多他飲による急性膵炎発症後、治療中に膵癌が発見される。その後臓器摘出の影響により、インシュリン療法施行中であった。膵癌のみの診断書で障害等級2級該当となれば、更新時に膵癌のみの診断書提出となり、楽なのであるが、万が一のことを考えて膵性糖尿病の診断書も添付し、同一傷病として障害認定を受けた。結果、無事障害厚生年金2級の受給権を得た。

直腸癌 障害基礎年金2級 <その他の障害>

性別・・・・・女性
年齢・・・・・50代前半

地域・・・・・広島県
傷病名・・・・直腸癌
傷病の原因・・不詳
障害の状態・・直腸切除し、人工肛門となるも両側多発肺転移、多発肝転移あり、化学療法継続中。
初診日・・・・平成23年5月30日確定
日常生活状況・身のまわりのことはできているが、家事については家族の援助が必要な事が増えてきている。

予後・・・・・化学療法の効果によるが、無治療の場合、約6カ月と推測される。
障害等級・・・等級2級15号(障害基礎年金2級)
コ メント・・・人工肛門を装着しているという事であったので、障害等級3級は確定しているが、初診日が国民年金であったため、障害年金の受給権を得るためには生涯等級2級以上である必要がある。癌はステージⅣであったため、可能性は十分にあると推定された。結果無事、障害基礎年金2級の受給権を得た。

好酸球性胃腸炎・高度の食物アレルギー 障害基礎年金2級 事後重症 <その他の障害>

性別・・・・・女性
年齢・・・・・30代前半

地域・・・・・広島県
傷病名・・・・好酸球性胃腸炎・高度の食物アレルギー
傷病の原因・・食物及び人工甘味料等化学物質
障害の状態・・1日10回以上の下痢・嘔吐が慢性的に出現。これまでに4回アナフィラキシーショックで救急搬送
初診日・・・・平成7年○月○日確定
日常生活状況・日常生活にも著しい支障が生じており、身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助がいり、日中の半分はベッドで過ごす。
障害等級・・・等級2級15号(障害基礎年金2級:事後重症)
コ メント・・・傷病発生時には原因不明の腹痛等が発生しており、不登校となった。内科では原因が分からず精神科を受診し、統合失調症と診断を受けた。その後も原因が分からず、盲腸の手術を受けたなど、傷病を特定する事ができず、誤診続きの診療を余儀なくされており、初診の診断書は統合失調症であったが、これは病歴・就労状況等申立書にてフォローし認められた。傷病についても、非常に認定されがたく、障害等級に該当する程度であることを証明する過程において、協力的な医師との共同作業の元、適切に症状を診断書にまとめた。診断書の補強として、アレルギー検査結果や別紙に取りまとめる事で、障害基礎年金2級の受給権を得た。

過去に取り扱った中でも1,2を争うほど難易度が高い案件であった。