自閉症スペクトラム障害 障害基礎年金1級(障害認定日2年遡及) <精神の障害>

性別・・・・・男性
年齢・・・・・20代前半

地域・・・・・広島県

依頼に至った経緯・・・ホームページからの依頼
傷病名・・・・自閉症スペクトラム障害
障害の状態・・発達障害関連症状(相互的な社会関係の質的障害、言語コミュニケーションの障害、限定した常同的で反復的な関心と行動)
初診日・・・・平成17年○月○日
日常生活状況・労働能力はおろか、日常生活能力も乏しいが、実母の献身的な援助でどうにか生活している。
障害等級・・・等級1級10号(障害基礎年金1級)
コ メント・・・ご自身は外出困難な状態で、母親が相談に来られた。申請自体は、初診日もはっきりしており、症状も障害等級2級は十分に該当すると思われ、ご自身での申請でも可能な案件である旨伝えたが、より確実に受給したい事を考慮して専門家に依頼したいとおっしゃられたため受任。

 ご本人様の活動スペースは自宅の居間に限定され、散髪・清掃・歯磨き等を行うことができず、会話も母と兄に限られ、父との会話は乏しく、その他の対人交流はない。通院も拒絶するため、医師への受診は1年間に1度程度であるが、本人に傷病の自覚は無いという状況。

医師との接触が極めて少ないため、日常生活状況を丁寧に聞き取り、病歴就労状況等証明書に加えて、より詳しく日常生活の様子が把握できるような書類を作成し、裁定請求することで、当事務所でも稀な発達障害で障害基礎年金1級の受給権を獲得した。また、遡及請求も成功したため、2年間遡っての受給となった。

 

高度房室ブロック障害共済年金3級(障害認定日5年遡及) <循環器疾患の障害>

性別・・・・・女性
年齢・・・・・30代後半

地域・・・・・広島県
傷病名・・・・高度房室ブロック
傷病の原因・・不詳
障害の状態・・心臓ペースメーカー移植後は安定しているが、重労働や激しい運動は不可
初診日・・・・ ①平成19年○月○日
日常生活状況・・・ペースメーカーに依存しており、ペースメーカーに障害が発生するような運動は不可、房室ブロックの改善は見込めない
障害等級・・・等級3級14号(障害共済年金3級)
コ メント・・・心臓ペースメーカー移植しているため、身体障害者手帳の等級は1級であった。障害年金等級では3級が確実に見込まれた。

障害等級も確定しており、初診日もはっきりしていたため、ご自身で申請することも充分可能手続きのレベルである旨は説明したが、強く依頼したい希望をお持ちであったため、依頼を受任した。

当初はご本人と共済組合との職員とでやり取りをしており、途中から当事務所にて受任したが、共済組合から渡された資料の中には申立書(この共済組合独自のもの)があり、障害認定日請求をしない旨の申立書であった。しかし、障害認定日の診断書は入手可能な状況であったし、ご本人も良く理解していない様子であった。結果としては無事、障害共済年金3級を障害認定日から遡及して受給権を得た(在職していた期間も相当期間あったため、実質的には約2年間分の受給)。

個人的には障害年金の申請は本人が容易に行うことができる申請であって欲しいし、申請に多くの知識やテクニックを駆使する事で結果が変化するようなことはない制度であって欲しいと常々思っているが、実態はそうではない事がよくある。

平山病 事後重症 障害基礎年金2級 <肢体の障害>

性別・・・・・男性
年齢・・・・・20代前半

地域・・・・・広島県
傷病名・・・・平山病
傷病の原因・・不詳
障害の状態・・上肢のうち左前腕、左手関節の筋力が概ね半減、上肢のうち右前腕、右手関節の筋力がやや減。可動域制限は無し。握力は右手8㎏左手2kgであった。下肢には症状は出ていない。

舗装具の使用状況・・使用していない
初診日・・・・平成20年○月○日確定
日常生活状況・就労はしていない
障害等級・・・等級2級8号(障害基礎年金2級)
コ メント・・・数年前から左出て持っている物を落としたり、ピースサインができないなどの症状が現れたため、家族からの指摘をきっかけに受診。振り返ってみると学生の時から握力が他人より弱く、徐々に進行したと思われる。通院開始したが、有効な治療方法はなく、ビタミン剤の処方のみであった。

症状は左手の指が伸ばしにくい、冬場にはかじかんでほとんど手指が動かせないなど、手指に大きな制限がある。ボーダーラインの症状のように見受けられたが、診断書の他に日常生活動作に不自由な状態を細かく聞き取り、年金機構へ提出した。結果無事、障害基礎年金2級の受給権を得た。

慢性腎不全 事後重症 障害厚生年金2級 <腎疾患による障害>

性別・・・・・男性
年齢・・・・・50代後半

地域・・・・・広島県
傷病名・・・・慢性腎不全
傷病の原因・・高血圧症
障害の状態・・浮腫、尿毒症症状、貧血、神経症状、消化器症状、悪心、食欲不振、頭痛、人工透析(CAPD):平成23年○月○日施行、1日4回交換
初診日・・・・平成7年○月○日確定
日常生活状況・今後、将来にわたり永続的な血液浄化両方が必要であり、改善は見込めない
障害等級・・・等級2級15号(障害厚生年金2級:事後重症)
コ メント・・・初診時のクリニックにおいてはカルテが残存しておらず、初診の証明が困難かと思われたが、傷病手当金支給申請書の控えを代替書類として提出し認められた。症状については、透析を実施していたため、障害等級2級は確実であったが、初診の証明に苦労させられる案件が慢性腎不全には多い。無事、障害厚生年金2級の受給権を得た。

胆管がん 障害厚生年金2級 <肝疾患による障害・悪性新生物による障害>

性別・・・・・男性
年齢・・・・・50代後半

地域・・・・・広島県
傷病名・・・・胆管がん
傷病の原因・・不明
初診日・・・・平成22年○月○日確定
日常生活状況・1日の大半は臥床している。身の回りのことは何とか可能であるが、労働能力は無い。

予後・・・・・数カ月程度
障害等級・・・障害厚生年金2級

コ メント・・・自覚症状はなかったが、勤務先の健康診断を受験した際、肝機能に異常があり近医受診するも、再検査を指示された。再検査の結果は胆管がんステージⅣを宣告され、障害年金の請求時には余命も告げられていた。障害年金は障害厚生年金2級の受給権を得た。